祝!グランプリ

M11 / Sonnetar 73mm F1.5

みんな大好き西新宿の防湿庫、Map CameraがEVERYBODY-PHOTOGRAPHER.COMで開催していたSNAP SHOT PHOTO CONTEST(2023年10月〜12月)でなんとグランプリを頂いた。写真に限らずあらゆる分野で人生初の「グランプリ受賞」だ。

そもそもこのEVERYBODY-PHOTOGRAPHER.COMというサイトに写真をアップするだけで自動的にコンテスト参加になる為、コンテストが立ち上がった時には「受賞できたらなぁ。。」と夢想した記憶がある。 が、すでにコンテストの存在自体を忘れていたので、受賞のご連絡メールが届いた時には全くの寝耳に水、青天の霹靂、足元から鳥が立つ だった。(足元から鳥が立つ という諺は知りませんでした。苦笑)。

ということで、せっかくだから忘れないうちに(というか10月のことなのでだいぶ忘れている)、撮影ストーリーを少しだけ書き記しておこうと思う。

撮影したのは2023年10月22日の日曜日。前日まで仕事だったが、この日は東京に帰るフライトが15:30だったので、朝起きれたらどこかスナップに行こうと、前日から同行していた部下に「明日は自由行動で」と伝えていた。

そして少し寝坊したが香港空港近くのホテルからエクスプレスに乗り香港島/上環で下車、文武廟からのHollywood Streetを経て中環までスナップ散歩をしたのだ。正味1時間程度の撮影だった。相棒はLEICA M11に宮崎光学 Sonnetar 1.5/73。

日曜日の朝だから人通りもまばらな中、パチパチと目に入るものを撮影していった。撮っているだけで楽しい、まさにShutter Theraphyだ。

確かこのマリリンモンローの壁画の向かいだったと思う。マンションの間に広めの行き止まりの路地が、少し上り坂になって広がっており、住民らしき人々がだべっていた。

そしてその中に犬を見つけパッと2-3枚シャッターを切った。そしたら飼い主なのかお友達なのか、女性と犬がいい塩梅でこちらの方をみているカットが撮れたのだ。

こういう瞬間を意図せず切り取ることが出来るのがLEICAスナップの面白いところだ。AFだったらフォーカスに迷いシャッターを切れなかったかもしれない。

そして73mmとは言えかなり遠くから撮っているので、トリミング耐性のあるM11の力も発揮できた。この写真は結構トリミングしている。

私はトリミングを厭わない。ズームレンズを使い現場でズーミングするのと、単焦点レンズを使い後からトリミングするのと、何が違うというのだろうか。ズーミングして構図とか気にしていたら、確実にこの瞬間を撮れなかったと思う。(もちろん一発で構図も瞬間もバッチリの写真が撮りたいとは思ってますが、下手くそなのでなかなか上手くいきません)。

そして、モノクロにしてコントラストを少し上げている。

グランプリを受賞させてくれたM11とSonnetar 73mmには感謝するのだが、謝らなければならないこともある。Sonnetar 73mmはつい先日ドナドナしたのだ。しかも防湿庫ではなくメルカリで。。。 あぁ、ごめんよ、Sonnetar、そして防湿庫。

 

2 replies to “祝!グランプリ

    1. コメントありがとうございます!
      普段はコンテストとか出していませんので、EPだけですが、やはり励みにはなるので嬉しいものですね。

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mk1121 への返信 コメントをキャンセル

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