
40歳になる頃にいわゆる成人病と診断され、以来10数年、ほぼ毎月通院しながら病をマネージメントしている。毎月の通院で突きつけられる様々な数値の羅列は、好むと好まざるとに関わらず、自分の身体の状態を詳らかにし、私に行動を迫る。というか、行動しないこと?を迫る。 美味いもんばかり食うな、酒飲むな、運動しろ。。。

で、数値が良い日は、行きつけの江戸前鮨で昼からビールと寿司を楽しむ(冷酒もちょっとだけ…) 。次の検査まで最も遠いこの日この時が最も数値に影響しない私にとってのマジックアワーなのだ。

シーズン終盤のパンパンに太ったホタルイカとアンコウ、イカのタルタル、マグロの焼き物。とんでもなく美味い。

しかし、この”ご褒美的昼からビールと寿司”(ちょっとだけ冷酒も…)コースには必ず越えなければならない問題がある。

それは、診察が終わってからランチまでの2時間ほどの時間をどうやって過ごすか ということ。暇つぶしなんてしないでさっさと仕事に行け と言われればぐうの音も出ないが、1ヶ月節制したご褒美くらい見逃してくれ。

そして、ここ数年の私の解は、スナップだ。

浅草橋界隈をあちこちと歩き回りながら、兎に角撮る。ビールのため、寿司のため、健康のために撮るw まさにshutter therapy 、シャッターを押すごとにココロもカラダも健康になる。

もちろん、数値が悪い時は、俯きながらトボトボと地下鉄に乗り、仕事へ向かう。そんな時は写真なんて撮らない、撮る気も起きないのだ。
