密かな楽しみ@HongKong

香港に来ると、少しだけ楽しみなことがある。(と言うか、少ししかない…)。

それは、香港空港のQANTASのラウンジだ。JALで使えるラウンジが昔はCathayだったと思うが、最近はQANTASに変わっている。

普通、ラウンジでは美味しい軽食やゆったりと休憩できる事が嬉しいのだが、私の楽しみは違う。

このラウンジの中であちこち写真を撮ることが、密かな楽しみなのだ。

CathayやPRIORITY PASSのラウンジではそうは行かない。人が多くてパチパチと撮れない。しかしQANTASのラウンジは高確率で人が少ない。

しかも、すごく広い。バーやらソファスペースやら、ゾーンがいくつも分かれているのに、ラウンジが奥に長く伸びていて、横にも縦にも抜けが良い。しかもそれぞれのインテリアがかなり小洒落ていて絵になる。つまり空間の使い方もインテリアなども全てが撮影欲を掻き立てる、私にとってはタダで使える撮影スタジオのような場所だ。おまけに食事も美味い。

そして、こう言う広い空間、抜けの良い場所では、ボケる中望遠が役にたつ。

ほとんど人が居ないから撮影に結構没頭出来るし、たまに人がカメラの前を横切る時、大抵の人は私が撮影し終わるのを待ってくれる。あまりに堂々と撮影してるから、ラウンジを撮影している業者とでも思われているかもしれないw

今回の出張のお供はG9PROIIとLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60とMR.DING NOXLUXだから、ここはNOXLUXで撮る。NOXLUXはマイクロフォーサーズにつけてもボケすぎるくらいだから、F2.8-5.6に絞り込むくらいがちょうど良い。

そして、少し絞り込んだ時、このレンズとG9PROIIで出てくる色味や雰囲気がとても良い。このリンゴの写真なんかは、フルサイズのライカで撮ったと言っても誰も気づかないと思う。少なくとも私は区別付かない自信がある。

そしてラウンジを出たところに、魅惑のマカロン屋がある。(マカロン屋ではないかもしれないが、とにかくおフランスのオシャレなお菓子屋さん)。　マカロンはそんなに好きではないのだが、写真撮らせてもらいたいが為に買った。マカロン好きの娘や妻の為に買ったと言えば、彼女たちもお店も私も、三方よしだ。