Micro Four Thirds de BOKEH

OM-1 MarkII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

マイクロフォーサーズは被写界深度が深くボケない、ボケづらいと言われる。それは事実だが、欠点というわけではなく、特徴の一つだと思っている。 同じF値で撮影するとフルサイズに比べて2段分の被写界深度の深さがあるが、それを生かすも殺すも撮影者次第だし、このシステムならではの写真が面白い。

しかし、マイクロフォーサーズでたっぷりとぼかすことも出来る。例えば望遠レンズを使い、F値を抑えれば、孔雀のような写真では背景トロトロだ。

OM-1 MarkII / MR.DING NOXLUX 1.1/50 V2

マウントアダプターを介して明るいMマウントレンズを使えば、さらにボケやすい。

OM-1 MarkII / MR.DING NOXLUX 1.1/50 V2

私は、最近日本国内で販売開始されたMR.DING NOXLUX 50mm F1.1 をOM-1につけて使っている。元々はM11用に買ったのだが、OM-1で使うと100mm F1.1というそれなりのポートレートレンズになるから、家族など「言うことを聞いて何度も撮り直しさせてくれる!?」被写体には結構良い。(後々気づいたが、それなら45mm F1.2というOMの純正レンズでも良い気がするが、コスパが違う!)

OM-1 MarkII / MR.DING NOXLUX 1.1/50 V2

NOXLUX 1.1/50は、LEICA Noctilux 50mm F1.1を意識した中華レンズだが、結構実用的だ。絞れば十分な解像感も得られるし、開放付近ではNoctiluxっぽい味も出る。

マニュアルフォーカスのMマウントレンズとしては大きく重たいので、M11と使うとバランスが悪く、むしろグリップのしっかりしたOM-1との相性が抜群だ。

OM-1 MarkII / MR.DING NOXLUX 1.1/50 V2

NOXLUXは、ピント環の感触も良い。なんというか、少し粘りっこい感じで、フォーカスしやすいのだ。カメラで撮影することにおいて、五感に訴えかける音、触感、重さやフォルムは重要だ。さまざまなカメラを保有し、使っていると、なんなら、撮れる写真よりもそちらの方が大切かもしれないとさえ思えてくる今日この頃なのだ。

あちこち脱線したが、マイクロフォーサーズもボケて楽しいよ ということが言いたいだけ。(追記:今日はマイクロフォーサーズの日! ということを上田家のYouTube観て気づいた… )

2 replies to “Micro Four Thirds de BOKEH

    1. コメント有難うございます!
      フォトヨドバシは、良い写真が多くてあれ見てると機材欲しくなりますよね!私のは足元にも及びませんが、引き続き見て頂けると嬉しいです☺️

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