『カメラなんて何でもいい』 私には永遠に辿り着かない境地だろうか。
旅に出る前、必ず熱を帯び、うなされ、さまよい、そして陥ちる…。

比較的軽症はこちら、OM System TG-7 。
子供達が小さい頃から山や海の水辺でよく遊んでいたから、我が家には常に防水デジカメがあった。
そして、10年ぶりくらいだろうか、新しい防水デジカメを買った。もちろんハワイでシュノーケルする時に使うためだ。

中古で型落ちのTG-6やTG-5という選択肢もあったが、決め手はTG-7からType-Cになったこと。カメラ機材だけでなくiPhoneなど身の回りのほとんどのデバイスがType-C充電だから、今更Micro-USBなどのデバイスを買う気になれない。
そして、もう一つは、先日MAP Cameraのフォトコンで頂いた2万円分のポイントだ。これを使えば新品でも4万円ほどで買える。

OM-1 MarkIIに至っては、正当化できる理由がほとんど見当たらない。撮像素子、画像処理エンジン、防塵防滴性能、サイズ、重量などなど、基本的な性能は初代と変わらないからだ。違いはGNDというバーチャルなハーフND機能、鳥認識AFの強化、人認識AF、連射時のバッファーメモリー強化くらいだ。

OM-1 MarkII で一番話題になっているのは内臓GNDだろう。そもそもハーフNDを使ったことないのだが、せっかくだから使ってみようと思う。
OM-1には、さまざまなコンピュテーショナルフォトグラフィーの機能が搭載されている。ハイレゾショット、深度合成、プロキャプチャ、ライブND等々。 一通り使ってみて感銘は受けたが、深度合成とハイレゾショットをたまに使うくらいで、基本的にはほとんど使わない。


発表されてから1ヶ月以上悩んでいたが、最後に背中を押したのは、これまたお金の話…オフィシャルサイトのOM-1 買取保証13万円だった。
OM-1 MarkIIのメンバー価格が275,220円だから、差額145,220円。これでメーカー保証3年と無償メンテ1回、追加バッテリー1個付き。OM-1は、この2年私なりに使い倒し、シャッター回数も59,688回となっていたから、切り替えするにはちょうど良いタイミングだったかも?(実際OM-1には何も不満がなかったのでMarkIIが数年先でも問題はなかった。。。)。
一通りセッティングは終えたので(OM-1と全く同じカスタム設定にしておいた)、明日は朝から散歩がてら撮影に出てみようと思う。
