
シャッターセラピーを楽しんだヌビア村。

この時は知らなかったが、後日カイロの土産物屋オーナーから聞いた、エジプト人のオリジンはヌビア人とのこと。

確かにアラブ人とは違う感じがする。いわゆる我々がイメージする肌の色が濃いアフリカ人っぽい。

路地裏で声をかけられ、ワニのいる家に連れて行かれた。波止場まで着いてきて、最終的には「ワンダラー」とせがまれたが、憎めないおっちゃんだった。


家の外壁や内壁にカラフルな絵が映える。これらが観光用にこさえたものなのか、そもそもこういうカルチャーなのかは分からないが、いわゆるアフリカンアートっぽい色使いが美しく楽しい。
私がヌビアについて少し詳しくなったのは、上述の土産物屋オーナーに散々と聞かされたからだ。彼もヌビア人らしく、最終的にはヌビア出身アーティストがパピルスに描いた絵画を買わされたが、それはまさにヌビア村で出会ったような優しく微笑む美しいNubian Lady Portraitだったのだ。

