
香港に初めて来たのは、1995年。社会人2年目で中国駐在となり、赴任地から近かったことから、毎週末とは言わないが、月に何度も来ては遊んだものだ。香港、マカオ、まだ中国に返還される前の古き良き時代。

当時は私も20代で若く、1000円もしない宿に泊まって、ぶらぶら買い物したりマカオでカジノをやってみたり、学生の延長のような生活だった。

そしてその後も仕事で中国へ行く時には必ず香港を経由しているので、おそらく50回とか100回とか、そういうレベルで来ていると思う。

その間、1997年に中国に返還され、政治や行政に関してはかなり中国の締め付けが厳しく、香港人の暮らしも変わっているのだと思うが、こうして夜の街を徘徊すると、90年代の香港とさほど変わらない熱気や臭気を感じる。 たまに来る旅行者から見ると香港は変わっていない。

それでも私が一番変わったと感じるのは、街中にプートンホア(普通語)あるいはグオイー(国語)、いわゆる中国語が溢れていることだ。香港は広東語の国だから、昔の香港人は異国の私よりも中国語が下手で喋れない人も多かった。街中で中国語を耳にすることはほとんどなかったと記憶している。
あの頃、確かKonica BigMiniを持って結構写真を撮っていた気がする。もちろんフィルムカメラだが、どこかに昔のフィルムや写真が残っていたら、一度じっくりと見てみよう。
