Jupiter-9 85mm F2 with my foot

Z8 / Color Skopar 21mm F4

何年も前に近所のリサイクルショップで買ったJupiter-9らしきレンズ。確か2-3万円だったと思う。

買って早々弄っていたら距離計?がぶっ壊れ、ピントリングを回しても空回りしたり、ぐるぐると際限なく回るようになってしまい、まともには使えなくなってしまった。

Z8 / Jupiter-9 85mm F2 絞り開放 足ピン

したがって殆ど使わないのだが、ふと思い立って撮ってみると、やっぱり良い。とても柔らかい描写が性格の優しい愛犬くんの表情にピッタリなのだ。(性格の激しいもう一頭のお転婆娘には合わない気がする…笑)。

A7RIV / FE 50mm F1.2 GM

いつも哲学者のような少し気難しい顔で遠くを眺めている。

Z8 / Jupiter-9 85mm F2 絞り開放 足ピン

人の少ない街角限定なら、スナップにも良い。

Z8 / Jupiter-9 85mm F2 F11くらい 

馴染みの店なら、テーブルで怪しくカメラをいじっていても問題ないw

開放

自分のデスクなら、ピントリングを数十回ぐるぐる回しても合わせることが出来る。急にピントあったりするから不思議。

絞り開放 足ピン

ボケ具合に雑味がないというか、とても癖のない感じだから、車のヘッドライトも綺麗なイルミネーションになる。

絞り開放 足ピン。どこにもピントあってないが…

さて、表題回収。ピントリングがまともに効かないこのレンズ、ピントを足で合わす必要があるのだ。前に進んだり後ろに下がったり。だから人の多い場所でのスナップには向いてない(ウロウロしないといけないからw)し、動きモノなんぞには全くご縁がない。

でも置きピンは結構得意

足ピン&置きピン

夜になると絞りとか距離計とか全く分からなくなり、とにかく足とピーキング(足ピン)頼み。両手で腰あたりに構え下見ながらウロウロと前後していると、TV局も近くロケ撮影に慣れている心優しき都会の方々は、「何やら映像でも撮っているの?ロケハン?」的な感じで少し避けてくれたり気を遣ってくださる。まさかでかいカメラ持ったおっさんがピント合わせにクネクネしてるとは思わないだろう。

もう一つのネックはその重量。おそらく真鍮だか鉄の塊だからとても重く使いづらい。しかしZ8に合わせてみると、重い物同士、結構バランスが良くなる。

これだけ映るのだから、来るZfとの重量バランスが良ければ、もう一本まともに動く個体を買っても良いかも知れない。

2 replies to “Jupiter-9 85mm F2 with my foot

  1. 更新ありがとうございます。
    いつもいちファンとして楽しみにしています!

    使い古されたカブとLUUPのギャップが印象に残りました。

    わんちゃんの性格とレンズの相性のお話もすきです。

    いいね: 1人

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