
昨日から外は急に涼しくなり、朝晩は半袖だと肌寒いくらいだ。
真夏は朝晩の通勤スナップが減るのだが、これくらい涼しくなるとオフィスまで歩きながら、ちょっとスナップできるようになる。
15分程の見飽きた道程だが、それでも小さな発見だったり、新しく出会う光景があるものだ。 誰もが見落とすようなことでも、そして自分も見落としてきたものを、今日発見し、そしてワクワクしながらファインダーを覗く。

朝家を出る前に「今日のカメラボディとレンズ」を考え、決め、防湿庫から取り出したレンズをカチッと装着する。
出陣前の儀式かのように覚悟が決まる。(そんな大仰なことではないがw)
これだけですでに楽しい。

涼しくなると不思議なもので写真も少し淡く儚い色がしっくりくる。
今日はNikon Z8/TTArtisanのマウントアダプター/Voightlander APO-SKOPAR 90mm F2.8が相棒だった。M11を持ち歩くことが多いのだが、APO-SKOPARのような大きめのレンズにはZ8の方がバランスが良い。

Z8でマニュアルレンズを使ってみると、ビューファインダーの美しさ、ピントの掴みやすさに感心する。 先日まで使っていたGFX50SIIやA7III/A7RIVなどとは雲泥の差(あくまで個人的感想)。
そして、スペックもタッチアンドトライでの体感も、Z8とZfのEVFに大きな差はなさそうなので、「Zfにマニュアルレンズをつけて遊び倒す」為にしばらくZ8でマニュアルレンズを使い込んでみようと思う。 これが今朝の相棒を選んだ理由なのだった。
