
海の近くに住んでいる。

東京湾奥なので泳ぐことは無いが、観光地でない静かな海辺は落ち着く。 歩いて程よい距離が非日常感の鮮度を保つので、海が見える部屋でないのは寧ろ良かった、負け惜しみではない。

静かな湾奥の海もたまにその表情が大きく変わる。荒々しい波を見ているのもまた楽しい。

見慣れた海だが、肉眼では見えない光景が浮かび上がるのも写真の醍醐味だ。ただ撮るだけでなく、白黒にしたり露出や明瞭度などを変えたり、撮った後にあれこれイジるのがまた楽しい。個人的な趣味なのだから、それぞれ好きなように楽しめば良い。
