私のカメラ遍歴③

2021年

野鳥撮影の為に、SONY A7RIVとSIGMA 150-600 Contemporaryを導入した。A7RIIよりは高速連写が出来ること、A7IIIよりはトリミング耐性が高いことが決め手だった。もちろんA9IIという選択肢もあったが、私にとっては中古で30万円という予算がこの頃の感覚としてはカメラにかけられるマックスの金額だった。

野鳥撮影にA7RIV+SIGMA 150-600は、性能的には満足のいくものだった。もちろん純正レンズ(Sonyの200-600mmなど)や単焦点などのさらに良いレンズがあるのだが、犬の散歩ついでの野鳥撮影にそこまでの機材は不要だ。

しかし、「犬の散歩ついで。。。」に使うには、このシステムはデカすぎて重すぎて目立ちすぎるのだ。近所の奥様方から「〇〇さんの旦那さん、大きなカメラ持ってるの見たわよ。。。」という通報が嫁に相次いだ。

そして、犬が2頭に増えて、このシステムの重さと大きさが致命的となり、私はマイクロフォーサーズに手を出した。多くのYouTuberが「カメラ本体はフルサイズと変わらない。。。」と若干ディスり気味に紹介するが、それは全く的を得ていない。そもそもレンズ交換式カメラは、本体だけで使えないのだし、レンズを複数個持って交換するのが主な使い方なのだから、大きさや重さを比較するなら、レンズも含めたシステムとして、しかも複数個のレンズを合わせての比較が妥当だと思う。画質にしても等倍にすればそれは当然違うが、普通にスマホやプリントで鑑賞する分には画質の違いはほとんどの人に見分けがつかないレベルのように思う。

ということで、私はOMDS/E-M1 MarkIIIとM.Zuiko ED 100-400mmを導入し、野鳥撮影散歩をアップグレードしたのだ。

EM1MKIIIは、私の感性に合っていたようで撮影行為自体がSONY機よりも楽しい。(シャッター音やメカメカしいデザイン、グリップの感覚などなど)。 従い、野鳥撮影だけでなく、ほとんど全ての撮影をEM1MKIIIでまかなうこととなった。

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